神戸ゆかりのスポーツ競技である「ゴルフ」「ラグビー」「ボウリング」「マラソン」を取り上げ、その歴史や魅力を学び、これからの神戸のスポーツ産業振興について考える機会としました。
テーマ | 神戸ゆかりのスポーツとこれから |
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日 時 | 2019年10月15日(火)16:00~19:00 |
場 所 | 神戸商工会議所3階会議室 |
内 容 | 1.開会挨拶 2.講 演「神戸ゆかりのスポーツの歴史と魅力」 3.ディスカッション「神戸ゆかりのスポーツのこれからの取り組み」 4.総 括 5.参加者交流会(18:00~19:00) |
参加者 | 44名(交流会33名) |
山口代表世話人による開会挨拶
【神戸ゴルフ倶楽部 池戸支配人】ゴルフが神戸発祥で広まっていった経緯や神戸ゴルフ倶楽部の歴史について説明。はゴルフを含め、さまざまな近代スポーツの発祥であることが、神戸の強みであり財産であると強調した。
【兵庫県ラグビーフットボール協会 中島書記長】ラグビーワールドカップ2019大会の情報を交えながら、ラグビーの歴史や競技の魅力について解説した。日本代表が活躍していることで、ラグビー人気が更に高まることを期待したいと語った。
【神戸六甲ボウル 波多社長】ボウリングには競技スポーツとレジャースポーツ双方の側面があると解説。社内コミュニケーションの活性化や運動不足の解消に、ぜひボウリングをプレーしてほしいと呼びかけた。
【天理大学 上谷講師】世界におけるマラソンの歴史や、日本では神戸で初めてマラソン大会が開催されたことを紹介。マラソンの魅力について、「健康維持増進」「誰でも簡単に始めることのできるスポーツ」等を挙げ、ぜひこの機にランニングに取り組んでほしいと話した。
【ディスカッション】神戸新聞社・陳運動部長のコーディネートにより、それぞれの競技の今後の振興策などについて、意見交換を行った。
当セミナーでは、神戸のトップスポーツチームであるINAC神戸レオネッサ(女子サッカー)、久光製薬スプリングス(女子バレーボール)、エレコム神戸ファイニーズ(アメリカンフットボール)をお招きし、各チームよりご講演いただき、地域・企業との連携の可能性を考察しました。
テーマ | トップスポーツチームとの地域・企業連携の可能性 |
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日時 | 2019年4月16日(火)15:30~18:30 |
場所 | 神戸商工会議所3階「神商ホールA」(セミナー)「神商ホールB」(交流会) |
内容 | 1.主旨説明「トップスポーツチームとの地域・企業連携の可能性」 |
参加者 | 91名(交流会70名) |
山口代表世話人による主旨説明
【アイナックコーポレーション 安本社長】女性と子供をターゲットにした観戦客増加に向けた施策やSNSを積極的に活用したプロモーション活動を紹介し、「ホームゲームの観客動員数No.1だけで満足せず、地元企業と連携して選手が勝つための環境づくりにも取り組み、各大会での優勝を目指したい」と力強く話した。
【久光製薬スプリングス 小早川副部長】バレーボール業界の最新動向として、スポーツビジネス化に向けたリーグ構想が進められていることを説明し、「ホームゲーム開催時には、地元企業と連携して魅力的なメニューを観客に提供し、企業スポーツからエンターテイメントへと脱皮を図りたい」と強調した。
【エレコム神戸ファイニーズ 米倉監督】神戸マラソン応援イベントへの協力やキッズチアスクールの運営など、地域連携の取り組みを紹介し、「地域や企業との連携をさらに深め、地元から応援されるチームづくりに励み、神戸から日本一の目標を達成したい」と今後の期待を語った。
【ディスカッション】地域・企業との連携への期待をテーマに意見交換し、「神戸にはトップスポーツチームが多いので、地域・企業との連携だけでなく、チーム同士がお互いのファン拡大に向けて連携を深めると大きなチャンスになるのではないか」などのアイデアが出た。
スポーツツーリズムに関する特別講演や、今年度実施した調査報告を通じて、神戸におけるスポーツツーリズム推進とスポーツ実施率の向上について考える機会としました。
テーマ | スポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上の可能性 |
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日 時 | 平成31年2月19日(火)15:00~17:15 |
場 所 | 神戸商工会議所3階「神商ホールA」 |
内 容 | 1.開会挨拶 |
山口代表世話人による開会挨拶
【スポーツ庁 高下専門官】日本のスポーツツーリズムは外国人観光客からのニーズは高いと説明し、「神戸には山、海をはじめとした資源がたくさんあるので、これらを活用する余地は充分にある。一過性に終わるのではなく、粘り強く継続的にスポーツツーリズムの推進を進めてほしい」と今後の期待を語った。
【流通科学大学 山口准教授】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。
【アシックス 中村氏】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。
【兵庫県立大学 伊藤准教授】調査結果について、週1回以上のスポーツ実施率が41.8%と全国平均に比べて低く、『仕事』が推進上の課題であると説明。「次年度も定点観測を行う予定にしているので、調査結果をもとにした実証事業に取り組み、神戸におけるスポーツ実施率向上へと繋げたい」と抱負を述べた。