神戸商工会議所

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2018年10月9日 神戸スポーツ産業懇話会設立1周年記念特別公開セミナー「アクティブな社員が、会社を活性化する」

神戸スポーツ産業懇話会では、設立1周年を記念して「スポーツ実施率の向上」をテーマとした特別公開セミナーを開催しました。
スポーツ庁では、成人のスポーツ実施率を週1日以上が65%程度、週3日以上が30%程度となることを目指しており、当懇話会も実施率向上を成果目標の1つとしています。セミナーでは、スポーツ庁における取り組み紹介のほか、地元企業を交えたトークセッションを通じて、スポーツを通じた社員ならびに会社の活性化について考える機会としました。

日 時

平成30年10月9日(火)16:00~19:00

場 所

アリストンホテル神戸

内 容

1.開会挨拶
神戸商工会議所 副会頭 尾山  基 氏
(神戸スポーツ産業懇話会 会長)
2.報告「神戸スポーツ産業懇話会のこれまでとこれから」
神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
(神戸大学 名誉教授)
3.講演「企業向けスポーツ実施率向上策」
スポーツ庁 健康スポーツ課長 安達  栄 氏
4.トークセッション「スポーツのチカラで社員をアクティブに!」
<コーディネーター>
神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
<スピーカー>
スポーツ庁 健康スポーツ課長 安達  栄 氏
住友ゴム工業(株)スポーツ事業本部 企画業務部課長 平野 敦嗣 氏
ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
5.参加者交流会

参加者

89名(交流会64名)

尾山副会頭は、開会挨拶で今後成長が期待されるスポーツ産業の現状について説明。また、来年から始まるゴールデン・スポーツイヤーズに向けて、まずラグビーワールドカップ神戸開催を成功させ、神戸の街を盛り上げていきたいと意気込みを語った。

山口代表世話人は、当懇話会設立からの活動状況について報告。また、次年度は、「スポーツスタート」をテーマに、神戸発祥のスポーツに焦点を当ててスポーツ実施者を増やしていきたいと抱負を語った。

スポーツ庁の安達課長は、スポーツ習慣の少ないビジネスマンのスポーツ実施率の向上に向けた取り組みとして、『FUN+WALK PROJECT』や『スポーツエールカンパニー』を紹介した。

トークセッションでは、住友ゴム工業の平野課長からはゴルフ人口増加に向けた取り組みの紹介、ヤノ運動用品の矢野社長からは「企業交流リレーマラソン in KOBE」(9月23日)の開催報告が行われた。その後、社員のスポーツ実施の取り組みを進めるにはどうすればよいのかについて意見交換を行った。最後のまとめで、山口代表世話人は、「会社でのスポーツ実施率を高めるにはコーディネート役を行う社員が不可欠であり、スポーツのチカラを活用して神戸の社員の活力アップに繋げてほしい」と締めくくった。

参加者交流会には、尾山副会頭をはじめ64名が参加。スポーツ産業に関心の高い企業間で活発な意見交換が行われた。

2018年4月17日 第2回特別公開セミナー 先進スポーツ都市『神戸』の可能性

平昌オリンピック・パラリンピック競技大会が終了し、次の2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会への関心がますます高まっています。国内全体がスポーツに関心が高まるこの機会をチャンスと捉え、神戸は先進スポーツ都市として、今後、スポーツ産業の規模を拡大させていくことが重要です。
本セミナーでは、平昌オリパラを中心とした事例を参考に、神戸としてどのような取り組みが出来るのか、神戸が持つスポーツの優位性をもとに考察しました。

日 時

2018年4月17日(火)16:00-19:00

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 企業PR
 1.「企業交流リレーマラソン in KOBE」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 2.「西宮ストークス 5月2日(水) ホーム最終戦」
  (株)兵庫プロバスケットボールクラブ
  取締役企画広報部長 武田 隼 氏
 3.「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」神戸開催・6月16日(土)ラグビー日本代表戦
  神戸市市民参画推進局 担当課長 長村 博 氏
(2) 神戸スポーツ産業懇話会 29年度事業報告・30年度事業計画
(3) 基調講演
 「世界のオリパラ先進国と今後の可能性
 -神戸が持つスポーツの優位性を活かす-」
 神戸大学 名誉教授 山口 泰雄 氏
(4) 報告
 「平昌パラリンピック2018を視察して」
  (株)アシックス 秘書室渉外チーム 中村 優里 氏
(5) 交流会

参加者

90名(交流会67名)

神戸大学の山口名誉教授からは、オリパラを開催した世界各国の特徴を紹介。神戸はスポーツ文化や産業が根付いていると説明し、今後は、“連携”と“協同”をキーワードに、「アクティブシティこうべ」を目指すべきとの提言を行った。

アシックスの中村氏からは、競技視察に加え、近隣都市のサポート体制やスポーツ産業振興の取り組みについて説明。参加各社に対し、パラを通じたビジネスの可能性について考えて欲しいと呼び掛けた。

交流会では、参加者同士の積極的な名刺交換や交流が行われた。

2018年1月24日 特別公開セミナー パラリンピック競技の魅力を知る

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定し、スポーツへの関心が高まっている中、特にパラリンピック競技がメディア等で注目を集めています。本セミナーでは、成長が期待されるパラ競技に焦点を当て、現役のパラリンピアンとドイツに本社を置く総合医療福祉機器メーカーそれぞれの立場からの講演やパネルディスカッションを通じて、パラリンピック競技への理解を深めました。

テーマ

パラリンピック競技の魅力を知る-今後の可能性と企業の関わり方-

日 時

2018年1月24日

場 所

(株)アシックス本社

内 容

(1) 講演
 「パラ競技の魅力と車椅子に対する想い」
  (株)アシックス 2020東京オリンピック・パラリンピック室 北浦 春香 氏
(2) 講演
 「パラスポーツと自社ビジネスとの関わり方
  ~『クオリティー・フォー・ライフ』の実現に向けた成長と発展~」
  オットーボック・ジャパン(株) 義肢事業部長兼渉外担当部長 矢野 裕一氏
(3) パネルディスカッション
  「パラ競技の魅力と今後の可能性」
  コーディネーター:神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
  パネリスト:(株)アシックス 北浦 春香 氏
  オットーボック・ジャパン(株) 矢野 裕一 氏

参加者

55名

アシックスの北浦氏からは、パラリンピックスポーツとの出会いから、本格的に陸上競技に取り組むことになったきっかけ、ロンドンパラリンピック、リオパラリンピック、ロンドンパラ世界陸上に参加しての感想と、東京パラリンピックへの想い等をアスリートとしての立場から話を聞いた。

オットーボック・ジャパンの矢野部長からは、1988年ソウルパラリンピック競技大会に初めて4人の義肢装具士による修理サービスを手掛けて以来、すべての夏季、冬季大会に参加し、パラリンピック競技の運営サポートを行っている同社の取り組み等について発表していただいた。

山口代表世話人をコーディネーターに、アシックスの北浦氏、オットーボック・ジャパンの矢野部長をパネリストとしてパラ競技の魅力と今後の可能性について意見交換を行った。