神戸商工会議所

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イベント報告
PAST INFORMATION

2018/11/15

2018年11月13日 第9回例会 「スポーツ」×「チームビルディング」

第9回例会では、4×100mリレーナショナルチームや神戸製鋼コベルコスティーラーズの事例発表とチームビルディングの体験を通じて、スポーツを活用した組織づくりやチーム力の醸成について考えました。

テーマ

「スポーツ」×「チームビルディング」~スポーツを活用した組織づくりやチーム力強化を考える

日 時

平成30年11月13日(火)16:00~18:00

場 所

アリストンホテル神戸2F「バレンシア」

内 容

1.「4×100mリレーナショナルチームから学ぶ目的達成に向けた組織作りの考え方」
関西学院大学 人間福祉学部 教授 林 直也
(神戸スポーツ産業懇話会 世話人)
2.「神戸製鋼コベルコスティーラーズのチームビルディングの取り組み」
㈱神戸製鋼所 神戸製鋼コベルコスティーラーズ チームディレクター 福本 正幸
3.グループワーク「課題解決型アクティビティによるチームビルディング体験」
大阪国際大学 人間科学部 教授 高見 彰
(神戸スポーツ産業懇話会 世話人)

参加者

36名

今回の司会は神戸スポーツ産業懇話会の世話人で流通科学大学人間福祉学部の山口准教授が担当。

関西学院大学の林教授は、4×100mリレーナショナルチームの強さについて、「個々の選手のタイムでは他チームに負けているが、チーム力・組織力を高めることでバトンパスの技術を磨きメダル獲得という結果を残した」と紹介。「企業においても、個人の集合体でなく1つの生命体として捉えてチーム力を高めることが、目標達成に向けた組織づくりに繋がる」と強調した。

神戸製鋼コベルコスティーラーズの福本チームディレクターは、チームビルディングの取り組みについて、「チーム・会社のレガシー(歴史、文化)を深く知ることでチームの愛着や愛情が強まり、それが各選手の自信やプライドとなった」と話し、「チームアイデンティティを追求することが結果としてチーム強化につながり、今期の好調を支えている」と紹介した。

大阪国際大学の高見教授は、チームビルディングの手法『イニシアティブゲーム』について、一人では困難な課題でもチームのメンバーそれぞれの能力を出し合うことで課題解決につながると紹介。

高見教授進行により、各グループに分かれて課題解決型アクティビティに取り組み、メンバー間で積極的にコミュニケーションを取りながら、実際にチームビルディングを体験した。