神戸商工会議所

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イベント報告
PAST INFORMATION

2019/03/25

2019年3月20日 第12回例会 「10秒の壁に挑戦し続けた4年間、そしてここから」

第12回例会では、関西学院大学・陸上短距離の多田修平選手をお迎えし、林直也コーチとともにこの4年間を振り返っていただくとともに、今後について語っていただきました。

テーマ

「10秒の壁に挑戦し続けた4年間、そしてここから」

日 時

2019年3月20日(水)16:00~18:30

場 所

アリストンホテル神戸2F「バレンシア」

内 容

1.企業PR
「スポーツイベントに係るレンタルのご紹介」
西尾レントオール㈱ RA神戸営業所 所長 小林 克哉 氏
西尾レントオール㈱ RA神戸営業所 営業 梶原 宗雄 氏
2.事例発表
「10秒の壁に挑戦し続けた4年間、そしてここから」
関西学院大学 人間福祉学部 教授 林  直也 氏(神戸スポーツ産業懇話会 世話人)
関西学院大学 法学部4年     多田 修平 氏
3.参加者交流会

今回の司会進行は神戸スポーツ産業懇話会の世話人で、兵庫県立大学経済学部の伊藤克広准教授が担当。

【関西学院大学 林教授】多田選手の入学時の印象やこれまで出場したレース、ナショナルチームや海外合宿での経験について、動画を交えながらこの4年間を振り返り、「誰よりも練習し、誰よりもレースに出場し、誰よりもケガの少ない4年間を過ごしてくれ、コーチとしても良い経験をさせてくれた。東京オリンピックに向けて、更なる活躍を願っている」と期待を込めて語った。

【関西学院大学 多田選手】関西学院大学で過ごしたこの4年間について、「良いことも悪いこともたくさんあったが、特に2017年は国内で良い記録を残すとともに、世界陸上でメダルを獲得することもできたので、印象深い」と振り返った。今後については、「まずは2019世界陸上に出場し、最低でも9秒台を出したい。そして2020東京オリンピックに出場し、個人でメダルを目指したい」と力強く意気込みを述べた。

2019年2月19日 第4回特別公開セミナー「スポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上の可能性」

スポーツツーリズムに関する特別講演や、今年度実施した調査報告を通じて、神戸におけるスポーツツーリズム推進とスポーツ実施率の向上について考える機会としました。

テーマ

スポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上の可能性
-神戸のスポーツ産業規模拡大に向けて-

日 時

平成31年2月19日(火)15:00~17:15

場 所

神戸商工会議所3階「神商ホールA」

内 容

1.開会挨拶
神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
2.特別講演「スポーツツーリズムの推進と今後の発展に向けて」
スポーツ庁 参事官(地域振興)付専門官 高下 栄次 氏
3.調査報告①「神戸におけるスポーツツーリズム推進の可能性」
流通科学大学 人間社会学部 准教授 山口 志郎 氏
(株)アシックス 秘書室渉外チーム 中村 優里 氏
4.調査報告②「スポーツ実施率・アクティブライフに関する実態調査の結果について」
兵庫県立大学 経済学部 准教授 伊藤 克広 氏
資料はこちら(PDF)
5.パネルディスカッション
「神戸のスポーツツーリズム推進とスポーツ実施率向上に向けて」
<コーディネーター>
神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
<パネリスト>
スポーツ庁 参事官(地域振興)付専門官 高下 栄次 氏
兵庫県立大学 経済学部 准教授  伊藤 克広 氏
流通科学大学 人間社会学部 准教授 山口 志郎 氏

山口代表世話人による開会挨拶

【スポーツ庁 高下専門官】日本のスポーツツーリズムは外国人観光客からのニーズは高いと説明し、「神戸には山、海をはじめとした資源がたくさんあるので、これらを活用する余地は充分にある。一過性に終わるのではなく、粘り強く継続的にスポーツツーリズムの推進を進めてほしい」と今後の期待を語った。

【流通科学大学 山口准教授】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。

【アシックス 中村氏】沖縄空手国際大会の視察や六甲山、須磨海岸の現地調査、関係者との意見交換を通じ、今後の神戸におけるスポーツツーリズムに関して、「①六甲アイランドのランニングコース活用、②障がい者スポーツの推進、③スポーツ活用による須磨海岸の通年化利用の促進、④嘉納治五郎生誕地を活用した武道ツーリズムの推進をしてはどうか」と提案した。

【兵庫県立大学 伊藤准教授】調査結果について、週1回以上のスポーツ実施率が41.8%と全国平均に比べて低く、『仕事』が推進上の課題であると説明。「次年度も定点観測を行う予定にしているので、調査結果をもとにした実証事業に取り組み、神戸におけるスポーツ実施率向上へと繋げたい」と抱負を述べた。

2019/02/15

2019年2月12日 第11回例会 「食」×「スポーツ」

第11回例会では、「食」×「スポーツ」に関連する3件の事例発表を通じて、ゴールデン・スポーツイヤーズに向けて、選手や観戦・観光客に対して、どのように食を提供していけるのかを考える機会としました。

テーマ

「食」×「スポーツ」
~ゴールデン・スポーツイヤーズに向けて、選手・観客に向けた食の提供を考える~

日 時

2019年2月12日(火)16:00~18:00

場 所

神戸商工会議所3階「役員会議室」

内 容

1.「する人・見る人への勝負メシ」
神戸女子大学 健康福祉学部 准教授 坂元 美子 氏(神戸スポーツ産業懇話会 世話人)
2.「委託給食会社としてのスポーツとの関わり」
エームサービス㈱ 公認スポーツ栄養士・管理栄養士 岩屋 佳代 様
3.「兵庫県で捕獲される野生鹿の利活用」
㈱メリケンヘッドクォーターズ 代表取締役 入舩 郁也 氏

【神戸女子大学 坂元准教授】アスリート向けの食事のとり方や内容、食べるタイミング等を説明し、「スポーツをする人だけでなく、見る人にも食の重要性を理解してもらい、実践することで、全力での応援へと繋げてほしい」と強調した。

【エームサービス 岩屋氏】プロスポーツチームやトレーニング施設での栄養指導の実績を紹介し、「国際大会の開催を控え、今後も需要が伸びてくることが想定されるので、引き続きアスリートサポートに取り組んでいきたい」と話した。

【メリケンヘッドクォーターズ 入舩氏】「鹿肉は牛肉と比較してカロリーや脂質が低く、鉄分が多く含まれているため、アスリート向けの食材として適している」と紹介し、今後一般の方も含めてもっと流通を広げていきたいと語った。