神戸商工会議所

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イベント報告
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2018年4月17日 第2回特別公開セミナー 先進スポーツ都市『神戸』の可能性

平昌オリンピック・パラリンピック競技大会が終了し、次の2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会への関心がますます高まっています。国内全体がスポーツに関心が高まるこの機会をチャンスと捉え、神戸は先進スポーツ都市として、今後、スポーツ産業の規模を拡大させていくことが重要です。
本セミナーでは、平昌オリパラを中心とした事例を参考に、神戸としてどのような取り組みが出来るのか、神戸が持つスポーツの優位性をもとに考察しました。

日 時

2018年4月17日(火)16:00-19:00

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 企業PR
 1.「企業交流リレーマラソン in KOBE」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 2.「西宮ストークス 5月2日(水) ホーム最終戦」
  (株)兵庫プロバスケットボールクラブ
  取締役企画広報部長 武田 隼 氏
 3.「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」神戸開催・6月16日(土)ラグビー日本代表戦
  神戸市市民参画推進局 担当課長 長村 博 氏
(2) 神戸スポーツ産業懇話会 29年度事業報告・30年度事業計画
(3) 基調講演
 「世界のオリパラ先進国と今後の可能性
 -神戸が持つスポーツの優位性を活かす-」
 神戸大学 名誉教授 山口 泰雄 氏
(4) 報告
 「平昌パラリンピック2018を視察して」
  (株)アシックス 秘書室渉外チーム 中村 優里 氏
(5) 交流会

参加者

90名(交流会67名)

神戸大学の山口名誉教授からは、オリパラを開催した世界各国の特徴を紹介。神戸はスポーツ文化や産業が根付いていると説明し、今後は、“連携”と“協同”をキーワードに、「アクティブシティこうべ」を目指すべきとの提言を行った。

アシックスの中村氏からは、競技視察に加え、近隣都市のサポート体制やスポーツ産業振興の取り組みについて説明。参加各社に対し、パラを通じたビジネスの可能性について考えて欲しいと呼び掛けた。

交流会では、参加者同士の積極的な名刺交換や交流が行われた。

2018/07/10

2018年3月6日 第4回例会 「スポーツ」×「地域活性化」

2016年のスポーツ部門の市場規模は4兆280億円。球技スポーツ用品、スポーツ施設、スクール事業の売上が縮小する中、スポーツ観戦の売上躍進が続いています。プロ野球観客動員数は4年連続で増加、Jリーグも増加傾向にあります。
ゴールデン・スポーツイヤーズが迫る中、Bリーグの誕生、プロ野球独立リーグの球団数増加等、「みる」スポーツの環境は激しく変化しています。
第4回例会では、特に「みる」スポーツの視点から、スポーツが持つ地域活性化につなげるチカラとその可能性をテーマに事例発表と意見交換を行いました。

テーマ

「スポーツ」×「地域活性化」
-「みる」スポーツの事例から学ぶ、スポーツが地域に根差す意義-

日 時

2018年3月6日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 企業PR
 1.「ゴルフイベントの実施について」
  住友ゴム工業(株)スポーツ事業本部 商品企画部主幹 天満 正人 氏
 2.「企業交流リレーマラソン in KOBEの開催について」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 3.「スポーツ振興とCSR」
  グローバル・アジェンダ 代表 柴田 邦子 氏
(2) 事例発表
 1.「みるスポーツが持つ課題解決力と地域のにぎわいづくりの可能性」
  関西学院大学 人間福祉学部 准教授 林 直也 氏
 2.「地域スポーツが果たせる役割とこれから」
  兵庫ブルーサンダーズ 球団代表 高下 沢 氏

参加者

42名

グローバル・アジェンダの柴田代表からは、米国のNFL、NBAなどのチャンピオンシップリングを製作しているJostens社の日本での今後の戦略とスポーツ振興の取り組みが紹介された。

関西学院大学の林准教授からは、スポーツ観戦市場は増加傾向にある中、特にスポーツチームの地域活動の重要性について説明され、ヴィッセル神戸のホームタウン活動などが紹介された。最後に、スポーツの持つ価値をもっと社会に還元、共有されるべきであると締めくくられた。

兵庫ブルーサンダーズの高下球団代表兼GMからは、近畿地方を中心に活動している独立リーグBFLの活動紹介のほか、同球団の目指す方向、大学との連携による若手人材育成、地域間交流の取り組みについて事例発表を聞いた。

2018/07/10

2018年2月13日 第3回例会 「食」×「スポーツ」

第3回例会では、スポーツ栄養学の専門家から、「食」の重要性とスポーツ現場での「食」に対するニーズについて、また、実際にスポーツ向け食品を開発している食品会社から開発事例を聞きました。

テーマ

「食」×「スポーツ」-スポーツ向け食品開発におけるビジネスチャンス-

日 時

2018年2月13日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) DVD上映(2018年1月24日特別公開セミナーTV放映分)
(2) 企業PR
 1.「鹿による害獣問題と有効利用」
  (株)メリケンヘッドクォーターズ 代表取締役 入舩 郁也 氏
  (ひょうごニホンジカ推進ネットワーク 会長)
 2.「企業交流リレーマラソンの開催について」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 3.「ひょうごふれあいランニングパトロールについて」
  (株)アシックス 社長室渉外チーム マネジャー 岩田 茂太 氏
(3) 事例発表
 1.「スポーツ現場での食に対するニーズ-スポーツ栄養の立場から-」
  神戸女子大学 健康福祉学部 准教授 坂元 美子 氏
 2.「新たに取り組むスポーツ向け食品の開発について」
  (株)オイシス デリカ事業部 次長 大西 謙介 氏

参加者

38名

神戸女子大学の坂元准教授からは、プロ選手でも理想的な食事を取り続けることは難しいが、中高生の成長期に栄養指導を行い、食事の大切さに気付くと、成人しても食事に対する自己管理能力が高まる事例が紹介された。

オイシスの大西次長からは、神戸女子大学と共同開発しているスポーツシーン向け焼菓子の開発状況について事例発表を聞いた。

例会終了後、毎回、名刺交換会を開催していたが、今回、初めて交流会を開催し、参加メンバー同士の親睦を図る機会を設けた。