神戸商工会議所

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イベント報告
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2018年1月24日 特別公開セミナー パラリンピック競技の魅力を知る

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定し、スポーツへの関心が高まっている中、特にパラリンピック競技がメディア等で注目を集めています。本セミナーでは、成長が期待されるパラ競技に焦点を当て、現役のパラリンピアンとドイツに本社を置く総合医療福祉機器メーカーそれぞれの立場からの講演やパネルディスカッションを通じて、パラリンピック競技への理解を深めました。

テーマ

パラリンピック競技の魅力を知る-今後の可能性と企業の関わり方-

日 時

2018年1月24日

場 所

(株)アシックス本社

内 容

(1) 講演
 「パラ競技の魅力と車椅子に対する想い」
  (株)アシックス 2020東京オリンピック・パラリンピック室 北浦 春香 氏
(2) 講演
 「パラスポーツと自社ビジネスとの関わり方
  ~『クオリティー・フォー・ライフ』の実現に向けた成長と発展~」
  オットーボック・ジャパン(株) 義肢事業部長兼渉外担当部長 矢野 裕一氏
(3) パネルディスカッション
  「パラ競技の魅力と今後の可能性」
  コーディネーター:神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
  パネリスト:(株)アシックス 北浦 春香 氏
  オットーボック・ジャパン(株) 矢野 裕一 氏

参加者

55名

アシックスの北浦氏からは、パラリンピックスポーツとの出会いから、本格的に陸上競技に取り組むことになったきっかけ、ロンドンパラリンピック、リオパラリンピック、ロンドンパラ世界陸上に参加しての感想と、東京パラリンピックへの想い等をアスリートとしての立場から話を聞いた。

オットーボック・ジャパンの矢野部長からは、1988年ソウルパラリンピック競技大会に初めて4人の義肢装具士による修理サービスを手掛けて以来、すべての夏季、冬季大会に参加し、パラリンピック競技の運営サポートを行っている同社の取り組み等について発表していただいた。

山口代表世話人をコーディネーターに、アシックスの北浦氏、オットーボック・ジャパンの矢野部長をパネリストとしてパラ競技の魅力と今後の可能性について意見交換を行った。

2018/07/10

2017年12月12日 第2回例会 「ニュースポーツ」×「近代スポーツ」

神戸開港から150年、開港当時の神戸には、外国人により様々なスポーツが持ち込まれました。ゴルフやマラソン、ラグビー、サッカーなど、様々な近代スポーツが神戸で発祥し、その後全国に広がったと言われています。
一方で、1970年代後半以降、勝敗にこだわらずレクリエーションの一環として気軽に楽しむことを主眼としたニュースポーツが誕生しました。今では世界中に3,000種以上の競技があると言われており、中には年々競技人口を増やし、人気が高まっているものもあります。
第2回例会では、「ニュースポーツ:キンボールスポーツ」と神戸発祥の「近代スポーツ:ゴルフ」をテーマに、それぞれの現状や今後の動向等についての事例発表を行いました。

テーマ

「ニュースポーツ」×「近代スポーツ」
-スポーツの多様性(ダイバーシティ)からビジネスの可能性とスポーツ実施率向上に向けた方策を探る-

日 時

2017年12月12日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 出席者自己紹介
(2) 事例発表
 1.「ニュースポーツの現状と可能性-キンボールスポーツを中心に-」
   大阪国際大学 人間科学部 教授 高見 彰 氏
 2. 「ゴルフ人口拡大に向けたダンロップスポーツの取り組み」
   ダンロップスポーツ(株) 経営管理部 部長 天満 正人 氏

参加者

38名

大阪国際大学の高見教授からは、「ニュースポーツ」における町おこし事例が紹介された。特に直径122cm、重さ約1kgの大きなボールを使用する「キンボール」を取り上げ、キンボールワールドカップ東京2017大会の様子や全国での取り組み事例など、ニュースポーツとしての「キンボール」の魅力が紹介された。

ダンロップスポーツの天満部長からは、国内のゴルフ人口が縮小する中、ゴルフ人口拡大に向けた同社及び関西ゴルフ連盟の取り組みについて事例発表していただいた。

例会終了後、活発な名刺交換が行われた。

2018/07/10

2017年11月21日 第1回例会 スポーツツーリズム発展の可能性

インバウンド観光客の観光ニーズがモノ消費からコト消費へと変化する中、各地で開催されるマラソンやトライアスロン等のスポーツイベントが今後の有望なコンテンツとして注目を集めています。神戸は都市部でありながら、海と山の豊かな自然資源に恵まれており、スポーツツーリズム推進の大きなポテンシャルを秘めています。特に、六甲山・摩耶山は年間を通じてアウトドアスポーツを楽しむことができ、登山やトレイルランなどの様々なイベントが行われています。しかしながら、これらのイベントの認知度はあまり高くなく、まだ充分に活かしきれていないのが現状です。
第1回例会では、「スポーツツーリズム」をテーマに取り上げ、今後の神戸におけるスポーツツーリズム発展の可能性について意見交換を行いました。

テーマ

スポーツツーリズム発展の可能性
-神戸特有の自然資源を活かしたスポーツイベントの提案-

日 時

2017年11月21日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 事例発表
 1.「アウトドアスポーツを通じた地域活性化の取り組み」
  流通科学大学 人間社会学部 准教授 山口 志郎氏
 2.「JTB西日本スポーツデスクが取り組むスポーツツーリズム」
  JTB西日本(株)神戸支店 営業三課 課長 秋山 直樹 氏
               営業三課 課長代理 河瀬 考太郎 氏
(2) 意見交換・質疑応答

参加者

34名

冒頭、山口代表世話人からは、2017年3月に神戸商工会議所が行った「神戸におけるスポーツ産業振興に関するアンケート調査」結果から、神戸特有の自然資源を活かしたトライアスロン大会の可能性があるのではないかと提案があった。

流通科学大学の山口准教授からは、スポーツツーリズムを通じた地域活性化事例として富山県のTOGA天空トレイルラン、徳島県のラフティング世界選手権、赤穂市の赤穂シティマラソンなどが紹介された。

事例発表終了後は、山口代表世話人を中心にして、神戸におけるスポーツツーリズムの可能性について意見交換が行われた。