神戸商工会議所

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イベント報告
PAST INFORMATION

2018/07/10

2018年3月6日 第4回例会 「スポーツ」×「地域活性化」

2016年のスポーツ部門の市場規模は4兆280億円。球技スポーツ用品、スポーツ施設、スクール事業の売上が縮小する中、スポーツ観戦の売上躍進が続いています。プロ野球観客動員数は4年連続で増加、Jリーグも増加傾向にあります。
ゴールデン・スポーツイヤーズが迫る中、Bリーグの誕生、プロ野球独立リーグの球団数増加等、「みる」スポーツの環境は激しく変化しています。
第4回例会では、特に「みる」スポーツの視点から、スポーツが持つ地域活性化につなげるチカラとその可能性をテーマに事例発表と意見交換を行いました。

テーマ

「スポーツ」×「地域活性化」
-「みる」スポーツの事例から学ぶ、スポーツが地域に根差す意義-

日 時

2018年3月6日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) 企業PR
 1.「ゴルフイベントの実施について」
  住友ゴム工業(株)スポーツ事業本部 商品企画部主幹 天満 正人 氏
 2.「企業交流リレーマラソン in KOBEの開催について」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 3.「スポーツ振興とCSR」
  グローバル・アジェンダ 代表 柴田 邦子 氏
(2) 事例発表
 1.「みるスポーツが持つ課題解決力と地域のにぎわいづくりの可能性」
  関西学院大学 人間福祉学部 准教授 林 直也 氏
 2.「地域スポーツが果たせる役割とこれから」
  兵庫ブルーサンダーズ 球団代表 高下 沢 氏

参加者

42名

グローバル・アジェンダの柴田代表からは、米国のNFL、NBAなどのチャンピオンシップリングを製作しているJostens社の日本での今後の戦略とスポーツ振興の取り組みが紹介された。

関西学院大学の林准教授からは、スポーツ観戦市場は増加傾向にある中、特にスポーツチームの地域活動の重要性について説明され、ヴィッセル神戸のホームタウン活動などが紹介された。最後に、スポーツの持つ価値をもっと社会に還元、共有されるべきであると締めくくられた。

兵庫ブルーサンダーズの高下球団代表兼GMからは、近畿地方を中心に活動している独立リーグBFLの活動紹介のほか、同球団の目指す方向、大学との連携による若手人材育成、地域間交流の取り組みについて事例発表を聞いた。

2018/07/10

2018年2月13日 第3回例会 「食」×「スポーツ」

第3回例会では、スポーツ栄養学の専門家から、「食」の重要性とスポーツ現場での「食」に対するニーズについて、また、実際にスポーツ向け食品を開発している食品会社から開発事例を聞きました。

テーマ

「食」×「スポーツ」-スポーツ向け食品開発におけるビジネスチャンス-

日 時

2018年2月13日

場 所

神戸商工会議所 3階会議室

内 容

(1) DVD上映(2018年1月24日特別公開セミナーTV放映分)
(2) 企業PR
 1.「鹿による害獣問題と有効利用」
  (株)メリケンヘッドクォーターズ 代表取締役 入舩 郁也 氏
  (ひょうごニホンジカ推進ネットワーク 会長)
 2.「企業交流リレーマラソンの開催について」
  ヤノ運動用品(株) 代表取締役 矢野 克幸 氏
 3.「ひょうごふれあいランニングパトロールについて」
  (株)アシックス 社長室渉外チーム マネジャー 岩田 茂太 氏
(3) 事例発表
 1.「スポーツ現場での食に対するニーズ-スポーツ栄養の立場から-」
  神戸女子大学 健康福祉学部 准教授 坂元 美子 氏
 2.「新たに取り組むスポーツ向け食品の開発について」
  (株)オイシス デリカ事業部 次長 大西 謙介 氏

参加者

38名

神戸女子大学の坂元准教授からは、プロ選手でも理想的な食事を取り続けることは難しいが、中高生の成長期に栄養指導を行い、食事の大切さに気付くと、成人しても食事に対する自己管理能力が高まる事例が紹介された。

オイシスの大西次長からは、神戸女子大学と共同開発しているスポーツシーン向け焼菓子の開発状況について事例発表を聞いた。

例会終了後、毎回、名刺交換会を開催していたが、今回、初めて交流会を開催し、参加メンバー同士の親睦を図る機会を設けた。

2018年1月24日 特別公開セミナー パラリンピック競技の魅力を知る

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定し、スポーツへの関心が高まっている中、特にパラリンピック競技がメディア等で注目を集めています。本セミナーでは、成長が期待されるパラ競技に焦点を当て、現役のパラリンピアンとドイツに本社を置く総合医療福祉機器メーカーそれぞれの立場からの講演やパネルディスカッションを通じて、パラリンピック競技への理解を深めました。

テーマ

パラリンピック競技の魅力を知る-今後の可能性と企業の関わり方-

日 時

2018年1月24日

場 所

(株)アシックス本社

内 容

(1) 講演
 「パラ競技の魅力と車椅子に対する想い」
  (株)アシックス 2020東京オリンピック・パラリンピック室 北浦 春香 氏
(2) 講演
 「パラスポーツと自社ビジネスとの関わり方
  ~『クオリティー・フォー・ライフ』の実現に向けた成長と発展~」
  オットーボック・ジャパン(株) 義肢事業部長兼渉外担当部長 矢野 裕一氏
(3) パネルディスカッション
  「パラ競技の魅力と今後の可能性」
  コーディネーター:神戸スポーツ産業懇話会 代表世話人 山口 泰雄 氏
  パネリスト:(株)アシックス 北浦 春香 氏
  オットーボック・ジャパン(株) 矢野 裕一 氏

参加者

55名

アシックスの北浦氏からは、パラリンピックスポーツとの出会いから、本格的に陸上競技に取り組むことになったきっかけ、ロンドンパラリンピック、リオパラリンピック、ロンドンパラ世界陸上に参加しての感想と、東京パラリンピックへの想い等をアスリートとしての立場から話を聞いた。

オットーボック・ジャパンの矢野部長からは、1988年ソウルパラリンピック競技大会に初めて4人の義肢装具士による修理サービスを手掛けて以来、すべての夏季、冬季大会に参加し、パラリンピック競技の運営サポートを行っている同社の取り組み等について発表していただいた。

山口代表世話人をコーディネーターに、アシックスの北浦氏、オットーボック・ジャパンの矢野部長をパネリストとしてパラ競技の魅力と今後の可能性について意見交換を行った。